さわの Guitar Lab.のクラシックギターレッスン
クラシックギターは6000年以上の歴史があると言われており、音楽を基礎からしっかり学ぶことができます。弦はナイロンできており、直接指で触れて弾くのでやわらかく温かみのあることがします。
また指の負担も比較的少なく初めてギターに触れる方にはおすすめです。ボディのサイズも様々なものが出ているので未就学のお子様からご年配の方まで世代を問わず楽しめます。
レッスン内容
レッスンで行う内容の一例です。実際のレッスンでは一人ひとりその時点での技術、目標、普段の音楽との関わり方などさまざまな面を考慮し進め方を決定します。
入門者の方
- ギターや音楽の基礎知識
- ギターの構え方
- チューニングのやり方
- 楽譜の読み方
- 右手のアポヤンド練習
- 左手の基本的なフォームと運指
- 音階(ドレミ)の練習
- 簡単なコードでの伴奏
- 簡単なアンサンブル
構え方から始まり、単音のメロディーや数種類のコードを覚えて伴奏を弾くところまで進めます。楽譜は弾き方と同時に学べるので最初から読めなくても大丈夫です。
ギターの基礎技術を学ぶ段階ですが、特にフォームの良し悪しは今後の上達のスピードを大きく左右しますのでじっくりと身につけてほしいと思います。
もちろんペースに個人差はありますが、初級のテキストは半年から1年程度で修了する方が多いです。ここまでできるようになった方は独奏に進んでいきます。
初級者の方
- 簡単な独奏
- 自然な強弱の付け方
- 音楽的な呼吸法とフレージング
- アルペジオの各種パターンと右手のタッチ
- ワルツ・メヌエットなど形式的な音楽
- 毎日の練習方法を知る
- 基礎のリズムトレーニング
初級のコースに入ると、初めて独奏にチャレンジします。入門編で覚えた音階やコードを使って少しずつギターらしい曲が弾けるようになります。この頃には楽譜にも慣れてくるので、好きな楽譜を買ってきて自分で読んで練習するということができるようになってくるでしょう。
憧れの曲が1フレーズだけでも弾けると上達が実感できるはず。練習がどんどん楽しくなってくるのではないでしょうか。
また、独奏を練習する中で音に強弱をつけたり、いろんなリズムの種類を覚えたりと音楽の表現の世界に触れていきます。このように音楽の勉強は技術と感性の両方がバランスよく育てることでますます深まり、更なるステップへ進むことができます。
中級者の方
- アポヤンド奏法とアルアイレ奏法の弾き分け
- 2声の音楽と耳のトレーニング
- アルペジオ(右手)・スラー(左手)・スケール(両手)の練習
- 速度や表現に関する指示記号
- 爪の磨き方
- 音色のバリエーション
- 簡単な音楽理論や楽典
中級編に入ると音色の種類を増やしたり、曲の中で速度を変化させたりとより表現を中心に学んでいくようになります。表現を学ぶと感性が育ち、より深く、そしてより長く音楽を楽しんで頂くため土台が出来上がります。自分が聴いたCDの何が素晴らしいのか、なぜこれに感動したのかという本質が見えてくるようになり、ジャンルを超えて音楽を楽しめるようになります。
また、技術面では今自分が何が苦手なのか、目標設定を自分で行えるようにし、右手・左手・両手と各自のテーマに合わせた基礎練習のパターンを確立します。だんだんとライフスタイルに合わせ毎日の練習メニューを自分で作るという段階です。
忙しい人は苦手な技術に特化したコンパクトな練習を、時間があれば一つ一つの指の動きを丁寧に見直すなど先生と相談しながら日々の練習計画を立ててましょう。今の技術を客観的に判断し、計画的に練習することで自分で自分を育てることができるようになります。レッスンとは本来その進め方を正すものであるということを理解して頂くと効率的なレッスンの受け方ができるようになってくるはずです。
上級者の方
- 自分のテーマに合わせた基礎練習の創作
- カルカッシの25の練習曲
- ソルの20の練習曲
- 自由曲
- 和声学や曲の分析
上級編まで進むと技術的にもかなりレベルが上がってきます。各指ごとに音量を変えたり、左手の無駄な動きを徹底的に減らしたりと繊細なコントロールができるよう更なる追及をしていく段階です。できることが増え、練習が楽しくなってくると思いますが、改めてフォームを見直すなど丁寧にギターと向き合いながら少しずつ進めていきましょう。
また、技術と並行して音楽理論を学ぶことをおすすめします。
音楽は理屈より感性で楽しむことが大切なのことには間違いありませんが、その練習の進め方が本当に正しいのか答え合わせをする意味で、ある程度理解しておくべきだと思います。最初はとっつきにくい部分もあるかもしれませんが、コードのしくみや音階について学ぶと「なぜこう弾くべきなのか」わかるようになり、自分のやり方に自信が持てるようになるはずです。
更に音の仕組みがわかってくると、これまでのように出来上がった楽譜を弾くだけでなく、オリジナルを作曲したり、ジャズやポップスといったクリエイティブなジャンルにチャレンジできるようになります。
クラシックギターは基礎をしっかり学べる伝統的な楽器と書きましたが、当然それに基づいた応用も効くということです。一生涯付き合える無限の可能性を秘めた楽器です。楽しんで学んでいきましょう。
クラシックギターはこんな方におすすめです
- ギターの種類はわからないがとりあえず楽器を弾いてみたいという方
- 楽譜の正しい読み方も学びたい方
- 幼児教育やリズムトレーニングなど総合的に音楽を学びたい方
- 一人でも完成した音楽を楽しみたい方
- いろんな楽器とのアンサンブルを楽しみたい方
- 集合住宅に住んでいるなどあまり大きな音で練習できない方
- バッハやパガニーニなど本格的なクラシックを演奏したい方
- ディズニーやその他映画音楽など落ち着いた雰囲気の曲を楽しみたい方
- ラテン音楽やボサノバが好きな方