音楽を学んでうるおいのある生活を手に入れよう!
さわの Guitar Lab.のサイトにお越しいただきありがとうございます。おそらくここにいらした方はそのほとんどが音楽好きでギターやウクレレ、歌などに興味のある方ではないかと思います。
当教室ではそんなみなさんにいつにまでも音楽を続けてもらえるよう、一人ひとりに合わせたレッスンを提供しています。
では早速、、といきたいところですが、その前に敢えて今なぜここでギターを習うのかということについて考えていただきたいと思います。例えばシンプルに音楽が好きだからとか、憧れの曲を自分の手で弾いてみたいとか、学校で人気者になりたいとか。きっかけとしてはそれで十分だと思います。
しかしここではもう少し大きく、教育的な立場から音楽を学習する意義についていくつか挙げておきたいと思います。これらをしっかりと認識することで音楽の価値をより深くご理解いただけるのではないかと思います。
感性や情緒を育て、自分を表現することを学ぶ
そもそも芸術の目的は「なにかを表現すること」であり、コミュニケーションの一環であるとも言えます。人々は作品の中に自らの思いを託し、それを伝えてきました。表現の技術を学ぶことは自分の感情を相手に正しく伝え、逆に人の気持ちを汲み取る力を育てます。
特に音楽はその音符の中に感情、歴史、信仰、社会、民族などあらゆるものが含まれ、それぞれの時代背景に沿って作られています。作品の真意を探る過程で、感性が育つのは間違いないでしょう。
本質を見極め、問題を解決する方法を学ぶ
楽器の練習がうまくいかないときには必ず原因があります。
少々専門的な話にはなりますが、例えば「指弾きできれいな音が出ない」という場合であれば
- 爪が磨けていない
- 右手のタッチが角度が悪いまたは浅い
- 弦が古い
- 楽器自体の質が低い
というようにいくつもの原因が考えられます。この時爪の状態が悪いのに気づかず、いくら右手のタッチを研究しても解決することはありません。
つまり問題点の正しく見極め、その解決策を実行できていなければ、いくら努力しても報われるとは限らない、ということです。これを経験に基づきアドバイスをするのがレッスンなのですが、自分一人の時間でも前に進んでいくためには仮説を立てて検証していくという作業が必要になります。
こうしてみたらうまくいくかな?だめだった、じゃあこの方法では?…といろんな可能性を確かめていくうちになぜ弾けないのかという原因を導き出し、それを解決するというプロセスを学ぶことができるのです。
はっきり言ってしまえばこれができる人は100%上達します。しかもこうした自己解決の力はあらゆる場面で応用が効くため、ひとたび身につければ音楽に限らずどんなことでも自信をもって行動できるようになるはずです。
世界の文化に触れ、新しい価値観を学ぶ
人が自分と違う考えに出会ったとき、どのように受け止め関わっていくのか。人の価値観は自分の知らない世界に触れた時大きく影響を受け変化していきます。
音楽にはその曲が生まれた国の踊りや、言葉のリズムが元となった作品が多く、他国の文化を容易に感じ取ることができます。そこにはどんな人がいて、どんな生活をしているのか。これを学ばずして本当の音楽を奏でることはできません。
このように音楽が持つさまざまなイメージは人々の好奇心を掻き立て、異文化に触れるチャンスを与えてくれます。部屋にいながら世界中を旅することができる魔法の切符となるでしょう。
新たな仲間と出会い、人との関わり方を学ぶ
バンドやアンサンブル、オーケストラといった団体での活動は社会の縮図とも言われています。
メンバー同士同じ目的に向かって協力したり、競いあってぶつかってみたりと周囲と多くの関係を生みだし、さまざまな経験を得ることができる最高の環境です。
音楽が人々を繋ぎ、関わり方を教えてくれます。音楽が好きなもの同士、心から信頼できる仲間がみつかるはずです。