【クラシックギターの基礎練習】左手①

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上達のサイクルを作るプロのレッスン

さわの Guitar Lab.のレッスンで正しい練習法やテクニックを学びましょう。ちょっとしたことでも気軽にご相談ください。

クラシックギターの左手の基礎練習①

左手強化のためのギターの基礎練習です。ギターを弾く人ならだれでも悩む左手の薬指と小指の分離に効果的な練習を紹介します。

指の分離に効果的な練習法はいろいろありますが、今回のは最近僕がやっている中で一番効果を実感できたやつなので自信をもっておすすめします。

クラシックギターに限らずアコースティックギター、エレキギター、ウクレレ、ベースなどにも役立つトレーニングだと思いますのでぜひチャレンジしてみてください。



めっちゃしんどい。

この練習のポイント

目標:左手の薬指と小指の分離

ギターのテクニックの追及する上で、左手の薬指と小指の分離については誰もが一度は悩む問題だと思います。

例えばGのコード。

Gコードのフォーム

小指を押さえると薬指が伸びなかったり、薬指が届いたと思ったら今度は小指がずれてしまったりするという方は多いのではないでしょうか。

これは腱間結合といって、筋肉と骨をつないでいる部分である腱が各指を跨ぐように横に繋がっているからと言われています。隣り合う指を逆方向には動かしにくいのはそのためで、大抵の人は小指を曲げると同時に薬指も曲がってしまうというわけです。

僕もその傾向が強く、昔はこのGコードはこの形で押さえていました。

人差し指を使ったGコード

これでもいけるんですが、コードチェンジをしたり、テンションノートを加えることを考えると最初の形の方が断然便利なんですよね。

なので特に動きにくい薬指と小指を分離させ、独立してコントロールできるようにしようというのがこのトレーニングです。すぐにはできないかもしれませんが、少しずつ続けることでだんだんとバラバラに動かせるようになり、フィンガリングがスムーズになっていくはずです。

以下のポイントに注意して頑張りましょう。

  • 小指がずれないようにと力んで踏ん張るのは×
  • 脱力を意識
  • 指がネックから離れないようしっかり曲げる
  • やりすぎ注意、疲れたらすぐやめる
  • 正直右手は弾かなくても良し

演奏時の注意

腱鞘炎に注意しましょう。続けるうちにだんだん薬指が伸びるようになってくるので楽しいのですが、絶対にやりすぎは禁物です。

これは腱そのものを鍛えるような練習なのでダイレクトに疲れが蓄積します。その分、疲れを感じない程度でやめておいても十分に効果が得られるはずです。継続して行うことでだんだんと動きが改善していくと思いますので、無理のない範囲で力を抜いてゆっくりと行ってください。

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