音楽教室が安定性の高いビジネスモデルである7つの理由を解説する

会社などから独立するのに不安を感じる方が多いみたいですが、僕は開業したときはあんまりそういう心配はありませんでした。

といっても僕は楽天家じゃありません。

逆に慎重だからこそたくさん考え、それでも音楽教室というこの仕事が失敗しにくいだろうと判断できたので始めました。

その基準となった7つのポイントについて書いてみたいと思います。

安定性のあるビジネスを作る7つの条件

①ストックビジネスであること

これが一番重要だと思ってます。

ビジネスには大きく分けてフロービジネスストックビジネスがあるのはみなさんご存知でしょうか。簡単に言うとフロービジネスが仕事の毎に報酬をもらう仕事で、ストックビジネスが継続的な収入がある仕事のことです。

例に挙げるとこんな感じ。

フロービジネスの代表例

  • 小売業
  • 飲食業
  • 美容院
  • 楽器の演奏
  • 単発のウェブ制作
  • ライティング

ストックビジネスの代表例

  • スクール系
  • 会員制スポーツジム
  • 保険
  • フランチャイジー
  • コンテンツの定額配信
  • コンサルや士業の月額契約

フロービジネスは仕事がとれなければ収入も0というのが現実。

人脈とか営業力に自信があればいいかもしれないけど、僕からしたら恐ろしくて正直あまりやりたくないです。

その点音楽教室は月謝という形で毎月一定額を頂いて運営しているのでストックビジネスです。集客は大変ですが、一定数集まれば翌月いきなり生徒さんが0になることは基本的にはありません。

ストックビジネスってどうやって作るの?って思ったらこの本読んどきましょう。

②ターゲットが幅広いこと

例えば学習塾であれば対象は学生に限られますよね。

元々世代が限定されてしまっている上、少子高齢化の影響でその中の人口も減っていくのでけっこう大変そうだなって思います。

その点音楽は老若男女誰でも楽しめるのでほとんどの人が顧客ターゲットとなります。

例えば学生向けのキャンペーン広告を打って上手く行かなかったとしても、狙う客層を変えればいくらでも対策がとれるので母数が多いのは強いです。

さわの
うちの教室も小学生から70代の方までみんなでわいわいしてます

③原価率や在庫リスクが低いこと

例えばアパレルの原価率は30%前後だそうですが、音楽教室はそもそも仕入れがないので原価率0%です。売上のほぼ全てが粗利となります。

更に在庫を抱えることもないので売れ残りにかけられた税金でやられるというリスクもほとんどありません。

④開業費が少なく済むこと

僕が開業したときにかかった費用がこんな感じ。

  • 物件関係:¥600,000
  • 家具:¥200,000
  • 貸し楽器:¥100,000
  • 事務用品:¥50,000
  • PC:¥280,000
  • カメラ関係:¥400,000
  • ホームページ関係:¥50,000

計 ¥1,680,000-

僕の場合先を見越してかなり物件や機材に投資したけど、それでも200万もかからなかったので自己資金だけではじめることができました。

美容室とかは鏡やシャンプー台、内装とかで平均1000万近く必要だそうですが、それで上手くいかなかったらとか考えると怖くて寝れなくなりそう。

そもそも音楽教室なんて最低限4畳半の部屋と楽器と椅子と譜面台があればできるので、ミニマムに始めて必要に応じて環境を整えていけばリスクはかなり押さえられるはずです。

⑤新規参入のハードルが高いこと

初期費用が安いとはいえ専門のスキルがなくては務まらないので誰でもできるわけではありません。

  • 楽器が弾ける
  • コンクールでの受賞などで客観的にも実力が証明されている
  • 人にわかりやすい指導ができる

ここまでできるようにするのはなかなか大変です。

一般職のように1ヶ月の研修で即現場にでるみたいなのはまず無理なので、そう簡単に競合が増えることはないと思います。

⑥差別化の余地があること

僕の知る限り音楽業界は特にITリテラシーが低めです。

音楽ばかりに情熱を注いできたため、それ以外の仕事に必要なスキルを学ぼうという意識が一般社会より薄いんじゃないかと思っています。

開業する前にいろいろ調べてみたんですが、未だにGoogleマップに載ってない教室や、レスポンシブ対応してないサイトがゴロゴロしていて、正直いけるなって思いました。

地域によっては「最寄り駅+業種」などの定番キーワードで検索1位がわりと簡単にとれると思います。

⑦将来的な成長が見込めこと

今の時代の大きな流れとしては、

  • 機械化がすすむ
  • あらゆる作業が効率化され、人々が余暇を楽しめるようになる
  • 趣味や娯楽の産業が盛り上がる

などと言われています。

また勝手な予測ですが、最近は動画コンテンツなど手軽に楽しめる娯楽が増えていますが、その反作用として楽器のように時間をかけて学ぶ趣味の価値が再認識される日がくるって思ってます。

まとめ

以上が僕が音楽教室を開業する前に考えてたことです。

最近は終身雇用が崩壊しつつあることでフリーランスが注目されていますが、自由な働き方憧れつつもなかなか踏み切れない方が多いのも事実だと思います。

別に全然偉そうなことは言えないんですが、僕自身が独立を経験して思ったのは、自分がやろうとしていることがうまくいくであろうという根拠をしっかり集めることが大切だということです。

考えなく行動するよりは慎重なままで全然いいと思います。

もし自分のビジネスをやってみようと思うのであれば自信を持てるぐらいまでいろいろ考えてみるのをおすすめします。

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