個人事業主になって感じた３つのこと

2017-05-31

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個人事業主になって1カ月が経ちました

みなさんこんにちは、さわの Guitar Lab.さわのです。

明日で6月ですね。もう街は暑くて夏のような日もありますが、なんとか体調もキープしながら頑張っています。

そして今月1日にオープンしたこの教室もおかげさまで明日で1ヶ月が経ったことになります。
会社を退職し、個人事業でやっていくということでライフスタイルも大きく変わり、僕にとって大きな転機となった１ヶ月でした。

ということで自己分析も兼ねて個人事業主として1か月仕事してみて感じたことを振り返ってみようと思います。

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①自分のために頑張れるって最高

僕は4/15に前職を退職し5/1にオープンしようと準備を進めていました。

正直これまでまっとうに生きてきたのでその２週間ぐらいモラトリアムを楽しもうかと思ってたんですがなにかしなきゃという不安な気持ちに駆られ、結局ずっと作業してました。

その期間準備としてやったことをざっと書き出してみると

・ホームページ制作
・役所への届け出
・事業用口座の開設
・クレジット決済やネット予約システムの導入
・印鑑やスタンプなど事務用品の製作
・名刺製作
・入学案内や規約、申込書などの作成
・ポスティングチラシの作成
・教材仕入先との契約
・貸し楽器の購入

とかですかね。

これだけみたら１人が2週間でやる量じゃないんですが、いざやってみて思ったのは全然つらくない。むしろ楽しい。ってことです。

サイトはどんなのが良いかなってあちこち見てまわったり、デザイナーの友達にアドバイスをもらいながらチラシを作ったりとわかんないなりになんとかやりました。そうこうしてるうちにどんどん新しいことを知れて、今までできなかった経験もしてめちゃくちゃ楽しかったんですよね。

それにやっぱりやってみないとわかんないことって多いんですよね。ガチガチに調べてた税務署への届けとかも一瞬だったし。

自分のやりたかったことが１つずつ形になっていくというのが嬉しかったし、努力が全部自分に返ってくるって最高だなって思いました。

②心穏やかに過ごせる

もうひとつ良かったと感じたのは仕事上で変なしがらみがなく、無駄に気を遣うことがないのでとても安定した心持ちで過ごせるということ。

会社のように固定給の中で仕事押し付け合ったりってのももちろんないですし。

自己責任の世界なのでタスクをしっかりこなしてさえいれば大丈夫って意味の安心感はありません。でもだからこそ自分のサービスに価値を感じてもらえるよう全力を尽くせる。また、それを求めてくれる人がいない限り成立しないという厳しさもあるけど、そのぶん理不尽さの少ない環境なんだと思いました。

僕は人が一番バリューを出せるのは自分のすべき行動に納得のいくときじゃないかと思っています。これまで組織にいてそれが上手くいかないためにモチベーションの上がらない人を多くを見てきたし、正直自分もそうでした。会社にいた頃、マネジメントの問題でマンパワーを無駄にしていることにすごくもやもやしていた自分にとって今の立場はすごく合っているようです。

世の中的にもリーンスタートアップのような最適化の流れはどんどん加速していくはずだし、僕もしばらくはそれに倣って自分の力×ITレバレッジでやっていこうと思っています。

③向き不向きはある

このように今のところ個人事業主という立場に心から満足しています。

もともと僕は知識を増やしたり能力を高めたりすること自体が好きで暇が苦手なタイプです。一緒にやる人との会話を楽しむときは別として、１人で散歩や釣りは絶対しないし、山登りして体を動かすならジムに行ってトレーニングをします。テレビもニュース以外情報量が少ないので持ってすらいないし、オンデマンドで必要なものだけ見るか本を読めばいいと思っています。

つまり僕にとっての楽しいの基準は役に立つかどうかということです。

こういう人にとって個人事業主という働き方は最高だと思います。１人でやるには専門分野以外にもさまざまな勉強が必要だし、それを楽しんでできるからです。

逆にこれらを仕事の一環だと考える人にとっては常に自分の好きな時間を削られることになり辛いと思います。バラエティやお笑い番組をみてリラックスする時間はおそらくないし、僕はたまに実家に帰ってもノートパソコンでずっと仕事をしています。

仕事そのものが趣味みたいな人じゃないとちょっとキツイかもしれません。
結局はどんな働き方をしたいかってことですね。