両手のギターの基礎練習第3弾です。今回はちょっと体育会系の練習。左手の薬指と小指を鍛え抜きましょう。エレキギターなどピックで弾く場合は右手の弦の移動の練習にもなるのでおすすめです。
クラシックギターの両手の基礎練習③
これは片道でやっています。ほぼ筋トレなので慣れないうちは小指が筋肉痛になるぐらいしんどいと思いますが、続けていくうちに動くようになってくると思います。
直前までヘッドホンしてたので頭潰れてますね。
ポイント
- 指の筋肉を鍛えるためにとにかくたくさんやる
- 左手は小指重心を意識する
この練習の目的
左手→薬指と小指の分離、筋トレ
右手→分離・弦の移動の練習
演奏時の注意
これはもはや筋トレです。ギターを弾く際は脱力することが大切だと言われていますが、指の力が無くていいということではありません。指に筋肉がつくと、弦を押さえるのが体感的に楽になります。
スポーツやるのだってトレーニングしないで試合ばっかしててもなかなか実力は伸びないですからね。身体をつくるというのは何をするにおいても重要です。
また、基本的なことですがフレットのすぐ左を正確に捉えることも重要です。
こんなかんじ。
ギターはフレットに弦を押し付けることで音の高さが変わる仕組みなのでその近くを押さえるのが一番力の量が少なくてすみます。
ちょっと今回早く弾いちゃいましたが必ずゆっくりからはじめましょう。指の分離を改善し、動きを小さくするのにもとても有効です。
ギターレストもおすすめ
そういえば別の機会にじっくり紹介しようとは思うのですが僕がギターの支持具としてギターレストのGR-2を使っています。
最近はギターを立てて左手を顔に近づけるようにすると技術が上がりやすいと言われていますが、足台だと高さに限界がある上長時間練習していると腰が痛くなったりします。
ギターレストは足を下ろした状態でもギターの高さをキープしてくれるので、身体の重心が下がり、肩の力を抜きやすくなります。技術上げたい人にはおすすめ。身体をリラックスさせて自由にうたえるフォームを作るのは表現をしていく上でも大切なので、基礎練習でその感覚を身につけてしまいましょう。
最近は支持具でもいろんなもの出ているのでいろいろ試して自分に合うものを見つけてみて下さい。