【初心者向け】これだけは最低限覚えたい!楽譜の読み方

楽譜の正しい読み方を覚えよう

こんにちは。さわの Guitar Labのさわのです。

みなさんは楽譜をきちんと読めますでしょうか。
ぼくはさすがに今は読めますが正直昔はめちゃくちゃ苦手でした。なんかちまちましてるし、演奏中は間違えないように手も見ないといけないのに無理ゲーだろ…って思ってました。それでめんどくさがってなんとなく練習したもんだから、レッスン受けるたびに「そこ音違うよ」って先生に指摘されてたんですよね。

でも今思えば先にちゃんとやっておけば暗譜も早くなるし、絶対ちゃんと楽譜を理解した上で練習した方が効率がいい。ぼくは本当に毎日ギターしか弾いてなかったので、なんだかんだゆっくり読めるようになっていきましたがみなさんにはそんな遠回りをさせるわけにいきません。

ということで今回はざっと楽譜の読み方をご紹介しておこうと思います。

五線譜

そもそも楽譜は目に見えない音楽を記号に起こし、誰でも楽しめるようにする為のツールだと思っています。楽譜があったからこそ何百年も前の音楽に触れることができるわけだし、これがなきゃ「ここはピィーッって感じで」とかいって人に教えたりするわけですよね。絶対無理。偉大な先人たちが試行錯誤して築き上げたシステムとして楽譜を作り、ぼくたちはその多大なる恩恵を受けているということですね。冷静に考えたら本当にすごいことです。

そしてその集大成として現代で用いられているのが「五線譜」という5本の線からなる楽譜で、だれもが学校の音楽の授業とかで見たことありますよね。

その他にもギターでいえばTAB譜という音がわからなくても押さえるところがわかってしまう演奏に特化した楽譜もありますが、そのあたりはまたいずれ説明するとして今回は五線譜の読み方を見ていきましょう。

音名

まずドレミファソラシドの8音を示したいと思います。

五線上に線の上と線の間に1つずつ音符が配置されていますね。上に行けば1つ音が高くなり、下に行くと1つ音が低くなっているということです。この楽譜では8音だけですが実際は上にも下にも音は続いていき、五線のみで書ききれない場合は最初のドのように加線が順次つきます。

また一番左に書いて書いてある記号のことをト音記号と言います。

トってなんやねん、って気になる方もいると思いますがこれはドレミで言うソのことです。
この記号のスタートの位置(第2線)がト(ソ)の音ですよーってことを示しています。

MEMO

ドレミファソラシドは実はイタリア語で、英語と日本語でも言いかえることができます。
これに関しては楽典と呼ばれる知識に含まれるので詳しくは今後別の記事で解説したいと思います。

その他ヘ音記号というのもあるのですがギターやウクレレではあまり使いませんのでひとまず省略させていただきますね。

その他のポイントとして

  1. 線は下から第1線、第2線、第3線、第4線、第5線と呼ぶ
  2. 線の間は下から第1間、第2間、第3間、第4間と呼ぶ
  3. 基本の5本以外に増えた線のことを加線という(ex:最初のド)

あたりを覚えておくと良いでしょう。

小節

つぎに小節についてお話したいと思います。
小節とは楽譜におけるこまかい区切りのことです。各小節は小節線で区切られています。

また小節線にも種類があります。

複縦線は場面の切り替え、終止線は曲の終わりに使われます。

音符の種類

次は音符の種類についてみてみましょう。
音符は五線上の位置によって音の高さをあらわし、音符の種類によって音の長さ(音価)を表します。
その他もろもろありますが、とりあえず高さと長さの2つがわかれば楽譜が読めるといってしまって良いと思います。盛大にみんなに自慢しましょう。

代表的な音符の種類と音価をまとめました。

さらに細かくなると32分音符や64分音符がありますがここでは割愛しています。

そして次は付点音符です。


このように音符の横に点が書いてある時があります。
これを付点音符といい、上のものは付点4分音符となります。

付点音符の音価はもとの音符の1.5倍になります。

つまり付点4分音符→ 1拍×1.5=1.5拍
付点8分音符→0.5拍×1.5=0.75拍
付点16分音符→0.25拍×1.5=0.375拍…

となります。

少しややこしいですがもとの1.5倍になるとだけ覚えておけば大丈夫です。よく1/2拍など分数であらわしているものもありますが僕の経験上では小数を使ったほうが明確に理解しやすいと思います。

拍子

続いて拍子についてです。
よく4/4拍子なんてことばを聞くと思いますがこれがどういうことかしっかり理解している方は少ないように思いますがみなさんは大丈夫でしょうか。

分母が1小節に入る音符の種類、分子が音符の数をあらわしています。
4/4拍子は1小節に4分音符が4つ入るということです。つまり4拍子の曲で1小節に入るのは4拍です。


もちろん4/4拍子だからといって4分音符しか入らないわけではなく、8分音符や16分音符、休符などあらゆる音符が入りますので気をつけてください。

速度記号

よく楽譜の最初に♩=120とか書いてあることがあります。
この数字のことをBPM(Beats Per Minute)といってこの場合1分間に4分音符が120回鳴るテンポということをあらわしています。ようするに数字が大きいほど早く、小さいほど遅いということですね。メトロノームに書いてある数字はこのBPMのことを指しています。

また、数字でなくイタリア語で書いていることもあります。代表的なものは以下の通り。

まぁこれは感覚的なあらわしかたで速さに幅があります。ことばの意味も書いたのでイメージをつかむのに使うと良いと思います。

リピート記号

楽譜には簡略化するために繰り返しの記号使いますが、これにもいくつか種類があります。しっかり理解していないと演奏中に音を見失ってしまうので覚えておきましょう。

①縦線型のリピート記号

小節線に点が2つついたリピート記号です。反対側に同じ記号がなければ最初に戻ります。

この場合、A→B→C→D→A→B→C→Dの順で演奏します。

反対側に同じ記号があった場合はその中だけ繰り返します。

この場合A→B→C→D→C→Dの順で演奏します。

②カッコのリピート記号

小節の上にカッコと数字をつけることもあります。

1回目は1カッコの中を弾き繰り返した後、2回目は1カッコに入らず2カッコの中を弾きます。
この場合A→B→C→A→B→Dの順で演奏します。

D.C. / D.S. / Coda / Fine

D.C.(ダ・カーポ)は曲の最初に戻るという意味です。
最初まで戻った後Fine(フィーネ)まで演奏して終わります。

この場合A→B→C→D→A→Bの順で演奏します。

D.S.(ダルセーニョ)はセーニョに戻るという意味です。2小節目の頭についているのがセーニョです。D.C.の時と同じく繰り返したのちFineまで演奏して終わります。


この場合A→B→C→D→B→Cの順で演奏します。

Coda(コーダ)は特定の場所からジャンプするという意味です。

D.C.で繰り返したのち、2小節目終わりについているTo Codaから下段1小節目のCodaへジャンプします。D.S.やほかのリピート記号と組み合わせられることもあります。

この場合A→B→C→D→A→B→E→F→G→Hの順で演奏します。

バンドスコアなどはパートが多いと何十枚にもなることがあり、そのままでは譜めくりが大変ですがこれらのおかげで譜面の枚数が少なく済みます。リピート記号は種類も多く、最初は大変だと思いますがしっかり理解しておきましょう。

終わりに

音名、小節、音符の種類、速度記号、リピート記号について見てきましたがいかがでしたしょうか。楽譜が苦手な方も多いと思いますが、自転車に乗るのとおなじで一回読めるようになってしまえばその先ずっと読めるようになります。また、読むのに時間がかかるという方も慣れでどんどん早くなります。ぼくはかばんに楽譜を1冊いれておいて通学中などに眺めながら音名をなるべく早く思い浮かべる練習をすることで早くなりました。

楽譜は音楽そのものではありませんが、まず楽譜通り正しく弾けていなければ聴きやすいまとまりある演奏は目指せないと思います。それに楽譜読めると楽譜眺めながらその曲を聴くと普段聴けてなかった音が聴こえたり、色んな発見があって楽しいんですよ。

もう一度言いますが慣れでなんとかなりますから、音符一つ一つを読む習慣を地道に続けていってください。つまりは気合です笑

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