エレキギターのレッスンしててなんか音途切れるなーと思って調べたらシールドが断線してました。
中の銅線が完全に逝っちゃってます。
こちらはGeorge L’s 155というシールドなんですが、ソルダーレスケーブルといって誰でも簡単に作れる自作ケーブルです。
ということで今回はこれを作り直してみました。
ソルダーレスケーブル
ソルダーレスケーブルとははんだづけの要らないケーブルのことをいいます。
普通は昔中学校の技術の授業とかで使ったであろうハンダごてで金属部分とケーブル内部の線とを繋ぐ必要があるんですが、これはそのままぶっさすだけという優れもの。
作り方
早速作り方を見てみましょう。
おニューのケーブルを取り出す
ケーブルは1mごとの切り売りとかされてるので好きな長さのを買いましょう。
古いケーブルからコネクターを外す
まずはL字のコネクターです。後ろ側のねじを外すだけ。
そのまま抜き取ります。続いて反対側のストレート。
これはねじをドライバーで外すタイプ。小さいマイナスドライバーが必要です。
新しいシールドにコネクターをつける
あとは新しいシールドにさっきのコネクターを付け替えるだけです。
反対側のL字も。
こちらはサイドに溝があるので奥まで入れてから曲げます。
締めます。
以上です。
これが難しいという人はきっと技術の成績は1でしょうね。それぐらい簡単です。
ちなみにニッパーなどで好きな長さに切れば、一本からいくつでもケーブルを作ることができます。今回の場合もねじで止めてたとこが断線してただけなので、端っこをちょっと切れば全然使えます。完全に忘れてて作ってる途中で気づいたんですが、初めて1から作る人用に親切心で書いたということにしておきます。
あとでコネクターだけ買ってパッチケーブルでも作ります。ううっ。
その他もろもろ
今回作ったジョージエルスは国内の代理店が契約を終了しているため流通在庫のみの販売となっています。欲しい人は無くならないうちに買うしかないですね。
エリック・ジョンソンが長年に渡り愛用していることで知られていますが、僕もこの圧倒的な音抜けの良さにハマってエレアコ・エレキ・ベースなど全てこれに統一して使っています。直径も細く取り回しも楽なのでエフェクターボードの中もめちゃくちゃすっきりします。
最近は、フリーザトーンとかベルデンとかいろんなメーカーがソルダーレスケーブルの生産をしているのでそちらを試してみるのもいいかもしれません。作り方はほとんど同じようなものだと思います。
ぜひギターのシールドで何使おうか迷ってる方は参考にしてみてください。
コメント